美術展(2012.8~)
美術館入口 3連休の中日に箱根のポーラ美術館を訪れました。緑に囲まれた環境、採光の良い建物、広い展示空間、毎回興味深い企画と、都市部の外にある美術館としては一番の推しの美術館です。 退館後の撮影ですが、夕暮れ時の美術館も美しい 今回は「ゴッホ…
久しぶりの見仏に、東京国立博物館で開催中に「特別展 運慶」に出かけました。通常、非公開の興福寺北円堂の修理完成記念として、本尊の弥勒如来坐像が約60年ぶりにお寺を出て公開されるという触れ込みに誘われます。 全て国宝の仏像七躯の展示のみなので、…
今年のNHK大河ドラマ「べらぼう」の主人公蔦屋重三郎を軸に、彼が手掛けた出版物や交流のあった文化人や浮世絵師などの作品らを展示した江戸時代中期の江戸文化展。大河ドラマ愛視聴者にはドラマで登場する文化物の本物にまとめて触れられる絶好の機会として…
日比谷公園内にある日比谷図書文化館では、小規模ではあるものの、しばしば興味深い展示が企画されている。今回は安政7年3月3日(新暦:1860年3月24日)に、水戸藩出身の浪人らを中心に徳川幕府の大老井伊直弼を襲撃し、暗殺した桜田門外の変についての展示…
会期後半に府中市美術館で開催中の「アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界 」展に足を運びました。 ミュシャ展は首都圏で複数開催中のようですが、本展は個性的なデザインで画家独自の世界観を示すポスターや版画の世界と重厚な油彩という二つの世界を併せて…
神護寺展へ出かけた。お盆休みのせいか、かなりの盛況。 京都の西北の深部に位置するお寺。5月に訪れた奈良国立博物館の「空海展」で、唐から帰国した空海が拠点として活動していた寺としてその存在を初めて認識した。「神を護る寺」という名前からして凄い…
洋画の展覧会は年初めのポーラ美術館以来で久しぶり。 デ・キリコの作品は多くの美術館に少数展示してあることが多い印象で、寂しげな広場や彫像、夕暮れ時を思わせる色彩など記憶に残る作品が多い。シュールレアリスム的な象徴性が印象に残る画家だ。ただ、…
(5月初旬に訪れた美術展の投稿忘れメモ) 会期最終日に府中美術館に特別展「ほとけの国の美術」に足を運ぶ。江戸時代の仏教関連の作品を中心にした展示である。 仏教関連の美術品は室町時代を境に、それ以降の品々にスポットライトが当たることは少ない気が…
2024年は法然が開いた浄土宗が開宗850年を迎えるという。それを記念してかどうかは分からないが、東博で法然を特集した特別展が開催中であったので足を運んだ。法然ゆかりの宝物・文化財が多数展示されている。 昨年の京都で開催された「親鸞展」で釘付けに…
ここ数年で落語を聞くようになったので、落語とは切っても切れない縁の吉原。郭町としての吉原関連の美術品や史料を集めて展示した企画展「大吉原展」に行ってきた。ジェンダーや人権の観点から開催前から批判もあった本展であるが、江戸時代の特殊な風俗空…
年明けの1月7日に訪れたので、3ヶ月遅れのエントリーになりますが、箱根のポーラ美術館でおすすめできる企画展が5月19日まで開催中なので、今更ですがその時の感想をアップします。 毎年、お正月が明けた最初の日曜日に「ギャラリートーク駅伝」というイベ…
東京国立博物館で開催中の特別展「やまと絵」。金曜日終業後に夜間開館時間帯に訪れた。 平安時代から室町期の逸品を揃えた質・量ともに充実の日本美術の展示である。何度でも足を運びたくなる素晴らしさだった。 屏風はややガラス窓で隔てた奥に設置されて…
2010年にローマを訪れたが、3日間の滞在中、多数の遺跡、充実の美術館・博物館に圧倒されっぱなしだった。そのローマのカピトリーノの丘に建つ、世界的にもっとも古い美術館の一つといわれるカピトリーノ美術館のコレクションが展示されるということで、早速…
国立新美術館で開催中のTate美術館展に足を運びました。「光」をテーマにターナーから現代美術に至るまでの多種多様な作品の展示です。 ロンドンのTate Britainは大ファンなのですが、今回はTate Moern等の作品等も含め展示の半分は現代美術と聞いていたのと…
テオティワカン、マヤ、アステカの文明からの様々な出土品をもとに古代メキシコ文明を紹介する特別展。 非常に見応えあった。修復努力の賜物だとは思うが、どの遺物も状態良く保存されている。 全般的に日本の繊細で柔らかい文化との違いが印象的だ。スケー…
東大駒場キャンパスで開催中のウイリアム・ホガースの銅版画展を訪れた。フォローしてるブロガーさんの記事で知ったのだが、自称ホガース好きの私にはたまらない企画だった。 東大駒場キャンパスは人生2度目の訪問。本郷キャンパスのような広大さはないが、…
京都の東福寺は名前こそ知っているものの訪問歴はない。久しく、仏さま見物にご無沙汰していることもあり、東福寺にはどんな仏さまがいらっしゃるか、見仏気分で東京国立博物館へ出かけた。するとすると、それがそれが、絵画・書・物・彫刻など禅宗美術の文…
もう1月が経ってしまいましたが、2月下旬にエゴンシーレ展を訪れました。エゴンシーレを初め、クリムトなど同時代のウィーン分離派の画家の作品も多く、100点を超す充実の展示です。 28歳で早逝したシーレですが、その作品群は実に個性的で、観る者を引き付…
パリのオペラ座をテーマに17世紀から現代に至るまでのオペラ座の歴史、芸術、関連する社会史を紹介した企画展です。 質量ともに充実した展示で、普通に鑑賞するだけで優に1時間半はかかります。各エリアでのパネル解説文もしっかり書きこまれていて、読むだ…
お正月中は特に遠出もしなかったので、3連休の中日に箱根に足を運びました。主目的は大好きなポーラ美術館訪問です。毎年、この時期に箱根駅伝に引っかけて、学芸員の方がリレー方式で展示作品について解説してくれるギャラリートーク駅伝目当てです。 《海…
ホテル・オークラ東京に博物館があるというのは聞いたことがありましたが、こんなに「ブラボー!」なところとは今回初めて知りました。 何かで知った企画展「信仰の美」に興味を魅かれて訪問。立派な建物、入口の阿形・吽形の仁王像の迫力に入場券購入前から…
先月、国宝展に脚を運びました。前半が東博所有の国宝展示、後半が創立150周年を記念した東博の歴史を辿り未来を見据える展示です。国の宝と言うだけあって、見どころ満載の品々がこれでもかというほど展示され、眼福の至りです。 前半は絵画、書跡、刀剣等…
週に2,3日の出社ではあるものの、職場が新橋になって皇居ランや日比谷公園がアクセス良く楽しめるようになって嬉しい。その日比谷公園内にある図書文化館で開催中の特別展「学年誌100年と玉井力三」を訪れた。ツイッターでフォローしている方のポストを読ん…
《大鳳凰図転生物語》の企画展最終日に東京オペラシティにあるNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)に駆け込み鑑賞。丁度、この3週間前の週末に善光寺御開帳の参拝と併せて小布施町に訪れ、北斎による岩松院天井画のオリジナルを観たばかりだった…
質量ともに充実の美術展で見応えたっぷりだった。 「目玉」作品と「その他の出番少なし」作品との抱き合わせ美術展とは明確に一線を画している。 ルネサンス期から印象派までの作品が時代別に展示され、さながら西洋美術史実習という感じ。企画としてはスタ…
日本史の教科書には必ず載っている空也上人立像が六波羅蜜寺からやって来た。実物を拝したことがないので、これは行かねばということで東京国立博物館へ。 展示物が限られているためか、特別展で使うことの多い平成館ではなく本館1階の特別室を使った展示と…
「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」を見に上野の東京都美術館を訪れた。上野の美術館は随分久方ぶりである。 何者かに塗りつぶされていたキューピットの画中画が修復によって現れ、オリジナルの姿に戻ったフェルメールの…
2011年の1月に訪れて、衝撃的な感動を得たポンペイ。その展覧会ということで、迷うことなくトーハクへ足を運んだ。現地を訪れる迫力には及ばないが、その魅力を余すことなく伝える必見の展覧会である。 ギリシャ・ローマ文化の影響を受けた当時のポンペイの…
少し隙間時間があったので、タクシー使って北海道立近代美術館を訪れました。北海道立近代美術館のコレクションからの西洋版画展がお目当てです。 デューラー、レンブラント、ホガース、ゴヤなどの西洋画家の巨人たちの版画が展示されています。細部まで丁寧…
会期前半に一度訪れた美術展ですが、見応えたっぷりだったのと、後期は展示がかなり入れ替わるので、再度訪問。中世以後の日本と欧州における動物の絵を観賞することで、人間と動物との向き合い方、考え方が浮かび上がる展覧会です。 日本画は相当数の作品が…