2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ブロム翁不在の10月定期Bは尾高さんがピンチヒッター。 前半のアンスネスさんのピアノ独奏による「皇帝」が圧倒的でした。 ピアノの音が実にクリア。堂々として揺るぎが無い。かと言っていたずらに勇壮に見せかけているわけでもない。一つ一つの音がダイレ…
近代以降の世界史を人口動向を切り口に分析する一冊です。著者はロンドン大学に所属する人口学者であり、アカデミックな裏付けのもと一般向けに書き下ろしたものとのこと。人口は国の経済力や軍事力の要となる要素であり、世界史を動かす1つのドライバーと…
堤未果さんのルポルタージュ。今回のテーマは食。人工肉、遺伝子組み換え動物、アグリビジネス、工業型畜産、デジタル農業などの「現場」が報告される。「デジタルテクノロジーによる一元支配が、いよいよ食と農の分野に参入し、急速に勢力を拡大してきてい…
この秋の楽しみの一つであった10月のN響・ブロム翁祭り。残念ながら、ドクターストップということで来日は不可となった。寂しいし残念だが、これはこれで致し方ない。ブロム翁には健康最優先でお願いしたい。 という中で開催されたCプロだが、代役となった…
私にとっては、3ヶ月連続の渋谷らくご。今月は青森祭り。二つ目の三遊亭青森さんが会期の5日間すべてトリを務めるという、かなりエッジの効いた企画である。これは1回はどこかで見たいと思っていたのだが、スケジュールがなかなか合わず、やっとのことで楽日…
『終わりよければすべてよし』とあわせて10月に舞台を見る予定のシェイクスピア『尺には尺を』の松岡和子訳を駆け足で読んでみた。 先日、『終わりよければすべてよし』の巻末の前沢浩子氏の「解説」で、「尺には尺を」と「終わりよければすべてよし」はとも…
米国大統領選やコロナ禍でますます顕在化したフェイクニュースや社会の分断。本書は、「デマや陰謀論を流布する人たちはどんな人たちなのか、真意は何か、信じる人はどういう人で、なぜ信じてしまうのか」について、読売新聞の長期連載「虚実のはざま」の内…
今月、本作の芝居を見に行くので、予習として読んでみた。シェイクスピアの戯曲は20以上読んではいるが、本作品は初めて。 駆け足で読んでいるので細かい分はまたじっくり精読したいが、読んでいてどうも落ち着かない物語であった。その理由は主人公ヘレンの…
読み始めたのは2013年7月。上巻途中で止まったまま、長~いお休み期間を経て、やっと読了。 人類史鷲掴みと言える一冊だ。「世界のさまざまな民族が、それぞれに異なる歴史の経路をたどったのはなぜか。歴史の勝者と敗者を分けた要因は何か?」という命題を…
新国立オペラ2023-2024シーズンの開幕です。オープニングは、プッチーニ〈修道女アンジェリカ〉、ラヴェル〈子どもと魔法〉の2本立てです。母子の愛が共通テーマです。 私の好みは圧倒的に後半のラヴェル〈子どもと魔法〉でした。映像と造形豊かな舞台は華…
著者の三枝匡氏の著作シリーズは、私の社会人生活の中で最も影響を受けたシリーズと言って過言ではない。中でも本書の原著『戦略プロフェッショナル 競争逆転のドラマ』(1991年刊)は私のキャリアに決定的な影響を与えてくれた書籍である。 私事で恐縮だが…
10月下旬のフルマラソン出走に向け、練習レースとして埼玉県戸田市で開催されたベジタブルマラソンIN彩湖、30kの部に出走しました。翌日から10月というのに、気温25℃の蒸し暑い日。陽が完全に雲に隠れていたのが唯一の救いです。 加えて今夏の暑さで長距離練…