かんとくの日記

Gooブログ移民。東京在住会社員の音楽・演劇・本・旅などのゆるゆる備忘録。 Since2008

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ジム・ロジャース『危機の時代』(日経BP、2020)

「伝説の投資家」と言われている(らしい)ジム・ロジャース氏がこれからの世界経済やマネーについて語った一冊。昨今の米国や日本の株価は、私にはバブルとしか思えない。そんな数値をぼんやり眺めつつ、「暴落が近いのか」は気になるので、未来を予測する…

圧倒された4時間! 二期会オペラ/セバスティアン・ヴァイグレ指揮/ワーグナー〈タンホイザー〉 @東京文化会館

とっても失礼ながら、オール日本人キャストでここまでのワーグナーオペラを体験できるとは思ってなかった。素晴らしい、感動のタンホイザーだった。 コロナ禍が生んだ不幸中の幸いハプニングと言えるだろう。バイロイト音楽祭でワーグナーを振っていたヴァイ…

N響 2⽉公演、下野竜也 指揮、シューマン 交響曲 第4番ほか @サントリーホール

N響2月公演の第3ラウンドは、サントリーホールにて下野竜也さんの指揮によるドイツプログラム。最近、ステージ周りの安席の良さに気づいた私は、今回はステージ後方のP席。手が届きそうなところにホルン隊の皆さまがいらっしゃいます。 「メッシーナの花嫁」…

With/After コロナにおける音楽を考える:岡田暁生『音楽の危機《第九》が歌えなくなった日』中公新書、2020

コロナ禍を契機として、「音楽と近代社会のありよう」について考察する一冊。「これまで社会は、音楽について何を自明とみなしてきたか」と「音楽の中に示唆されている、いろんな社会モデルを読み解く」という2点に焦点を当てて、筆者の考えが展開される。あ…

N響 2⽉公演、熊倉優 指揮、イザベル・ファウストVn シマノフスキ/ヴァイオリン協奏曲第1番ほか

N響2月公演の2つめ。11月に続いての熊倉さんの指揮で、チェコ・ポーランドの東欧プログラム。 今回はオケの後ろ側の席に陣取ったので、オケの一員気分で熊倉さんの表情が良く分かります。前回NHKホールの時にはやや硬さも感じられた熊倉さんですが、今回は…

アンガーマネジメントの本を2冊読んでみた

戸田久美 『アンガーマネジメント』 (日経文庫、2020)川嵜昌子 『アンガーマネジメント 管理職の教科書』(総合科学出版、2017)加齢とともに妙に怒りっぽくなっていることを自覚している。年を重ね、「あの人、丸くなったよね」と言われる人もいるが、私は…

N響 2⽉公演/指揮 尾高忠明 /シベリウス交響曲第1番ほか @NHKホール

緊急事態宣言の延長決定がされた週末なのに、春の訪れを感じるような温かさだったためか、先週の代々木公園に比べると随分人出があった。NHKホールでの演奏会は、改修工事のためこの日を区切りに当分お休み。感染防止のため1席空けての着席でゆったりリラッ…

相澤 冬樹『メディアの闇「安倍官邸 VS.NHK」森友取材全真相 (文春文庫、2021)』

NHKの 記者として森友学園問題の取材にあたっていた相澤冬樹 記者による取材記録である。サブタイトルにあるような「安倍官邸対 NHK」について書かれたものではない(「はじめに」にお断りが書いてあるものの、このサブタイトルはかなりミスリーディングで、…

黒川敦彦『ソフトバンク「巨額赤字の結末」とメガバンク危機』講談社+α新書、2020

昨年、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)の巨大損失決算の発表があったので、その裏事情が知れるかと思い本書を手に取った。ソフトバンクだけでなく、ANA、日本製鉄、丸紅、イオンと言った日本の有数の企業の苦境もレポートされ、日本経済の厳しさや今…