かんとくの日記

Gooブログ移民。東京在住会社員の音楽・演劇・本・旅などのゆるゆる備忘録。 Since2008

2025-01-01から1年間の記事一覧

静岡3時間観光:登呂遺跡、駿府城公園、静岡おでん他

私用で静岡で用事があったので、早めに東京を出て静岡駅周辺を散策しました。静岡には出張で一度お客さん訪問をしたことがあるだけなので、ほとんど始めて。 【登呂遺跡】 まずは、日本史の教科書に必ず載っている登呂遺跡へ。静岡駅から2.3キロですので歩く…

人類とエネルギーの関係史: 古舘恒介『エネルギーを巡る旅』(英治出版、2021)

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エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来 作者:古舘恒介 英治出版 Amazon 参加している読書コミュニティでの課題本でした。 環境問題、原子力発電問題など、世界的・地球的な課題について、エネルギーと人間の関係史の視点から人類史的スケールで捉…

瀧川鯉昇 独演会 @シン・道楽亭

今年最後の落語会は滝川鯉昇師匠の独演会。道楽亭での師匠の独演会は2回目ですが、改めてコアなファンが集い、仲間内的な雰囲気が漂う道楽亭にやや気後れるほどです。店内に椅子を引き詰めて30席ほどの狭い空間にファンがびっしり。 いつも通り飄々現れた師…

冨山和彦『ホワイトカラー消滅: 私たちは働き方をどう変えるべきか』 (NHK出版新書、2024)

本

ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか (NHK出版新書) 作者:冨山 和彦 NHK出版 Amazon 冨山氏の著作は過去に数冊読んでいますが、舌鋒鋭く日本の旧システムの改革に切り込む姿勢、議論の切り口、そして内容に、多くを学んできました。 本…

いつの日かまた再演を!: 鄭義信 作・演出〈焼肉ドラゴン〉凱旋公演 @新国立 中劇場

10月の東京公演を小劇場で観劇し、笑いと涙でぐちゃぐちゃになった〈焼肉ドラゴン〉。2008年以来4度目の今回の再演でいよいよラストという話も聞き及び、是が非でももう一度観ておきたく、東京、北九州、富山、韓国を巡った後での凱旋公演に行きました。 今…

ルイージ×N響 12月定期Cプロ ニルセン/交響曲 第4番「不滅」ほか

巷では年末恒例の第九公演が始まっているところだというのに、今更ですが先週のN響定期公演の簡単な備忘録です。 私にとっては今年最後の演奏会。都合により初日に振替えてNHKホールへ。今回は今年開催された第19回ショパン国際ピアノコンクールで優勝したエ…

まさかの大敗!:ジャパンラグビーリーグワン 東芝ブレイブルーパスvs埼玉パナソニックワイルドナイツ @味の素スタジアム

午前中の雨も上がり、青空が覗く味の素スタジアム 雨で日曜の予定が空いたので、演奏会に行くか、落語に行くか、ラグビーに行くか思案した結果、久しぶりに味スタでのラグビー観戦に出かけた。味スタでのラグビーは2019年のワールドカップ観戦以来。 開幕戦…

圧巻のサン・サーンス交響曲第3番「オルガンつき」! F.ルイージ*N響 @サントリーホール

(1週遅れの感想です) N響/ルイージ月間の12月。前週のAプログラムは急な都合で行けなかったので、私にとっては本プログラムが12月ルイージ初日です。 冒頭の世界初演の藤倉大「管弦楽のためのオーシャン・ブレイカー」は「雲の本にインスピレーションを受…

グルック〈オルフェオとエウリディーチェ〉、(新国立オペラ、指揮 園田隆一郎、演出 勅使川原三郎)

上演機会の少ない18世紀後半に作曲されたグルックのオペラを、午後お休みいただいて観劇。美しい音楽、シンプルで幽玄さを感じる演出、音楽にマッチした舞踊が組み合わさって、非常に味わい深い舞台でした。 歌手陣では、オルフェオ役のサラ・ミンガルドは、…

喬太郎師匠が主任! 新宿末廣亭12月上席

1日の月曜日に日本橋で春風亭一花さん独演会のチケットを購入してたのですが、急な用事で行けなくなってしまったので意気消沈してました。 なんか代わりはないものかと物色してたら、何と12月上席夜の部の末廣亭は喬太郎師匠が主任ではないですか!狂喜して…

11ヶ月かかってやっと半分読了: 角田光代[訳] 『源氏物語』(1~4)河出文庫

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源氏物語【全8巻】セット (河出文庫) 河出書房新社 Amazon 今年1月から『源氏物語』を1週間で1帖づつ、1年ちょっとかけて読み進めようというオンラインのコミュニティに参加している。昨年、大河ドラマ「光る君へ」を見て、源氏物語の世界を覗いてみたいと…

11月下旬 日比谷公園の紅葉

この時期の日比谷公園、特に朝方の美しさは格別です。出社前の7時半前後、ちょうど朝日の光が高い木々の上部から照らし始め、徐々に降りてきます。青い空、陽に照らされ黄金に輝く銀杏の葉、もみじの紅葉、様々な色がパレットのように広がり、光を反射します…

会期終了間近! 「ゴッホ・インパクト─生成する情熱」@ポーラ美術館

美術館入口 3連休の中日に箱根のポーラ美術館を訪れました。緑に囲まれた環境、採光の良い建物、広い展示空間、毎回興味深い企画と、都市部の外にある美術館としては一番の推しの美術館です。 退館後の撮影ですが、夕暮れ時の美術館も美しい 今回は「ゴッホ…

カヴァーの駒田敏章さん大活躍! 新国立オペラ、アルバン・ベルク 『ヴォツェック』 <新制作(演出リチャード・ジョーンズ)>

初台へ向かう列車の中で、新国立劇場からのショッキングなポストを目にしました。題名役のトーマス・ヨハネス・マイヤーが体調不良でカヴァーの駒田敏章さんに変更となるとのこと。私にとっては、今回の公演の半分はマイヤーさん目当てだったので、車内でガ…

連休最終日 箱根美術館 神仙郷の紅葉(2025.11.24)

快晴に恵まれた三連休最終日の朝。開園時間の9時半に合わせて箱根美術館庭園を訪れ、最盛期後半の紅葉を楽しんできました。名勝 神仙郷のスナップです。 深紅に輝く紅葉 苔の緑、木の影、紅葉の紅、空の青のコントラストが鮮やか なかなか見たように撮れな…

「日常の定演?」ラファエル・パヤーレ、N響:R.シュトラウス〈英雄の生涯〉ほか

10月からブロムシュテットさん、デュトワさんと超大物指揮者による奇跡のような緊張感一杯の演奏会が続いたので、今回の指揮者ラファエル・パヤーレさん(2020年の定期演奏会で一度聴いている)で、定期会員としては、(失礼ながら)「今回はちょっと一息」…

宮島未奈『それいけ!平安部』(小学館、2025)

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それいけ! 平安部 作者:宮島未奈 小学館 Amazon 宮島未奈さんの作品を読むのは成瀬シリーズの2冊と『婚活マエストロ』に続いて4冊目。今回は高校入学したての女子高生を主人公に、彼女達が新しく創設した「平安の心を学ぶ」平安部の立ち上がりエピソードを…

武藏野路 夕暮れに染まる紅葉 @都立野川公園/武蔵野公園

11月15日(日)の夕刻に都立野川公園/武蔵野公園をジョギング。走り途中に撮ったスナップです。 野川公園の手前にある大沢の里 木の上半分を沈みゆく夕日が照らしています あと1ー2週間すると銀杏の大木が黄色に染まります 夕空とススキ ハケの道から陽が…

シャルル・デュトワ指揮、N響、ラヴェル生誕150年プログラム

デュトワ・シリーズ第2弾。ラヴェルの生誕150年を記念したオール・ラヴェル・プログラムである。デュトワのラヴェル・プロなんて、まさに垂涎のプログラム。当然のことながらチケットは前週に続き完売。 冒頭の「亡き王女のためのパヴァーヌ」から聴衆をぐ…

伊藤亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書、2015)

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目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書) 作者:伊藤 亜紗 光文社 Amazon 初版が2015年で、私が購入した版は2023年刊で23刷。継続して売れている本である。 目の見える筆者が目の見えない人に対して行ったインタビューを通じて、視覚障害者がど…

シーナ・アイエンガー 櫻井祐子/訳『選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義』(文春文庫、2014)

本

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫 S 13-1) 作者:シーナ アイエンガー 文藝春秋 Amazon 友人のお勧めで手に取った一冊。著者は両親がシーク派教徒のインド系移民の子で、1972年にアメリカ移住している(著者は69年生まれ)。高校…

さすが!:N響11月A定期、シャルル・デュトワ、ホルスト〈惑星〉他

10月のブロムシュテット祭りに続いて、11月の2つの演奏会はシャルル・デュトワが指揮台に立つ。なんと贅沢な秋プログラムだろう。そのデュトアも御年89という。しかし、ステージに現れた彼は、足取りといい姿勢といい、その颯爽たる姿はとても89歳には見えな…

プロジェクトXになりうるのか?:NHKスペシャル「1兆円を託された男 日本半導体 復活のシナリオ」

(↑画像はスクリーンショットです) 9月に録画したままになっていたNHKスペシャルを視聴。 リアリティ満載の日本の半導体産業の今を伝えるドキュメント。私にとっても、最近書籍で読んだことが映像として確認できてとっても有益だった。 小池淳義社長を中心…

記者目線での日本半導体復権は?:久保田龍之介『半導体立国ニッポンの逆襲 2030復活シナリオ』(日経BP、2023)

本

半導体立国ニッポンの逆襲 2030復活シナリオ 作者:久保田 龍之介 日経BP Amazon 半導体のお勉強3冊目。3冊目ともなると、自分のなかにそれなりの枠組みができるので、類似書との立場や考えの違いが分かってきて面白くなってくる。 本書は、日経のテクノロ…

11月連休 美しい秋の山中湖

11月頭の3連休。紅葉狩りに富士五湖地方を訪れました。 まずはこのエリアに行った時にはたいてい訪れる、富士五湖エリアでは唯一の日本酒醸造所である井出醸造所へ。今まで気がつかなかったのですが、醸造所に隣接して立派な門構えの古民家がありました。岳…

質量充実の解説書: 湯之上隆『半導体有事』(文春新書、2023)

本

半導体有事 (文春新書) 作者:湯之上 隆 文藝春秋 Amazon 半導体のお勉強用の2冊目。 新書ではあるものの、内容は質量ともに充実していて読み応えあります。私には理解できてないところもありますが、筆者自身が半導体技術者であっただけに、技術の記述も詳…

今季ブロムシュテット最終公演: N響10月C定期、ブラームス プログラム

1週経ってしまいましたが、先週のN響c定期の模様です。 お祭りだったこの一ヶ月、楽しいことは過ぎるのも早い。いよいよブロムシュテット(以下、敬意を持って翁)の定演シリーズも最終日となリました。C定期はブラームスのプログラム。今回も巨大 NHKホー…

大竹しのぶさんの〈リア王〉!:Bunkamura Production 2025/『リア王』」、@THEATER MILANO-Za

公演ポスター。上半分が逆さになった大竹しのぶさん 昨年は〈リア王〉の当たり年で4本の異なるプロダクションを観劇しましたが、今年は本作が初めて。大竹しのぶさん、宮沢りえさん、生田絵梨花さんなどなど有名俳優、タレントが多数出演する超豪華舞台です…

第10回水戸黄門漫遊マラソンを走ってきた! (完走記)

前日に水戸入り 第10回の記念大会を迎えた水戸黄門漫遊マラソンに出走しました。第1回大会に参加して以来、今回で6回目のエントリーとなりましたが、毎回、素晴らしい応援を頂き、常陸路を走る楽しさを満喫させてもらっています。 この日、当日朝の天気予報…

9年ぶりの「シンデレラ」を満喫!/新国立バレエ

新国立バレエでのアシュトン版シンデレラの観劇は9年ぶり、4回目になります。この作品、プロコフィエフの音楽やアシュトンの夢の世界が大好き(とは言って私が知っているバレエ「シンデレラ」はこの版だけですが・・・)。好きになったきっかけは、吉田都さ…