かんとくの日記

Gooブログ移民。東京在住会社員の音楽・演劇・本・旅などのゆるゆる備忘録。 Since2008

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

入船亭扇辰 独演会「赤坂は扇辰」

入船亭扇辰師匠の独演会「赤坂は扇辰」に出かけた。師匠の生は初めてである。 会場は赤坂の赤坂会館という雑居ビルの7階。靴を脱いで上がったフロアには、旅館の大宴会場のような畳張りの部屋があって、前方に座布団席、後にパイプ椅子席が用意されている。…

雪の残る山中湖

年度末でこの1年にお疲れ様ということで、週末に山中湖に保養に。週前半に降った雪が残り、この時期としては私には初めての雪景色の中の山中湖となりました。いくつか撮ったスナップを、残しておきます。 土曜日の午前中、雪残る林をうろつく鹿の群れと遭遇…

小規模ながら興味深い企画展 「実録 桜田門外の変」@日比谷図書文化館

日比谷公園内にある日比谷図書文化館では、小規模ではあるものの、しばしば興味深い展示が企画されている。今回は安政7年3月3日(新暦:1860年3月24日)に、水戸藩出身の浪人らを中心に徳川幕府の大老井伊直弼を襲撃し、暗殺した桜田門外の変についての展示…

圧倒的な名演! セバスティアン・ヴァイグレ、読響、 ベルグ 歌劇<ヴォツェック>

私にとっては、今年前半の目玉演奏会の一つ。もともと題名役をゲルネが出演ということで購入したのだが、数カ月前にキーンリーサイドが代役というお知らせがあり、がっかりどころか逆に狂喜。ロンドン在住時にキーンリーサイドは最も印象的だったイギリス人…

初めてカーチュン・ウォンと日フィルのコンビを聴く! マーラー交響曲第2番<復活>

巷で評判高く気になっていたカーチュン・ウォン/日フィルによる、私の好きなマーラー交響曲第2番というプログラム。昨年、一般販売日の初日に気合を入れてチケット取り、この日が来るのを心待ちにしていました。 感想を正直に言うと、(期待値が高すぎたと…

映画「殿、利息でござる」(監督 中村義洋、2016年)

Amazonプライムで視聴。タイトルや主演の阿部サダヲのキャラから、どたばた時代劇コメディと思い込んでいたのだが、コメディ要素はあるものの、史実に基づいた「贈与の連鎖」が描かれる美談で、胸熱くなるドラマであった。 江戸時代の藩からの伝馬役の負担に…

中島岳志『思いがけず利他』ミシマ社、2021年

昨秋の読書会をきっかけに、興味を持った「利他」をテーマにした本をもう1冊読んでみた。この前の『利他とは何か』の共同執筆者でもあった中島岳志氏が、思考のウイングを更に広げた一冊。エッセイ的な文体なので読み易い。 個人的には、立川談志による落語…