2013-01-01から1年間の記事一覧
今年最後のエントリーです。いつも、お付き合い頂きました皆さま、今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。 著者の成毛氏はマイクロソフト・ジャパンの社長で名を売られた方だが、現在は書評サイトHONZの代表や大手企業の社外取締…
12月も中旬に入ると音楽ホールはベートーベンの第9ラッシュになりますが、どの公演も通常の演奏会より高いお祭り価格で、月間の予算が決まっている私は今年はパス。代わりと言っては何ですが、欧米ではホリデーシーズンの定番「くるみ割り人形」を見に行く…
個々のインターネット系企業の成功物語を何冊か読んでみたので、そうした事例を一般化、理論化したものはないかと思い本書を手に取った。インターネットネット企業は、どこも自分のホームページに利用者や広告掲載企業を集めることでビジネスモデルを作るプ…
インターネット企業の起業物語を読んでいると、重厚長大系日系企業に勤めている私には「こんな会社もあるのか~」と驚きっぱなしである。そして、描かれるダイナミズムやエネルギーに触れ、こういうパワーが時代を切り拓き、創って行くのだろうとしみじみ思…
人事部の中の仕事がどういうロジックや見方で動いているのかを、人事部の外の人に向けて解説した本。著者がいわゆる大企業の方であろうため、「人事部」というのは一定規模以上の会社における「人事部」を指している。 私自身もかつて人事部に所属したことも…
〈3・11の地震で中止となったプログラムの復活です〉 ツイッター上でインバルさんと都響のマーラーチクルスの評判がすこぶる良いので気になっていました。残っているマーラー8,9番の演奏会チケットはあという間に売り切れたらしく、乗り遅れた私は他にはな…
話はもちろん知っている。でも、この映画を見るのは初めてなのに、一つ一つのシーンを見て、どっかで見たことある情景だなあと思いながらスクリーンを眺めていた。ふと気づいた。そうだ、子どもの時に、寝物語で母親が読んでくれた「かぐや姫」の世界だ。忘…
「流転の海」シリーズは主人公松坂熊吾の大きな人間的スケールが魅力で、第一部以来新作の発刊を毎回楽しみにしている。戦後から高度成長に至る日本の世相を肌感覚で分かるように伝えてくれることも興味深い。最近になって、私のロンドン駐在中に第6部が刊行…
デュトワさんが振るN響は私にとっては6年ぶりぐらい。Cプロのテ・デウムが聴きたかったけど、スケジュールの都合で今回は一回券で取ったBプロの一本勝負。 デュトワさんは私がロンドン駐在中にロンドンのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督・首…
先週末にドイツ人の友人家族と横浜赤レンガ倉庫で開催中のクリスマスマーケットに出かけました。横浜を訪れるのは、少なくとも5年ぶり以上です。 ≪山下公園からの遊歩道から赤レンガ倉庫を臨む≫ いつの間にかオクトバー・フェスタもあるし、クリスマス・マ…
インターネットビジネスのケーススタディとして、DeNAに続いてクックパッド(COOKPAD)を紹介した本を読みました。 クックパッドについては名前を聞いたことがある程度の認識だったのですが、本書をきっかけに企業情報を調べる(https://info.cookpad.co…
先々週末に会期終了直前に訪れた「興福寺仏頭展」に続いて、東京国立博物館で開催されていた「特別展 京都」に、これまた会期終了前日に訪れました。 国宝、重要文化財の7つの洛外洛中図やなかなか現地に行っても見れない龍安寺や二条城の障壁画を展示した…
新国立劇場にも立派なクリスマスツリーが飾られ、もうすっかりクリスマスモードでした。私としては年末最後を飾るオペラ(コンサート形式のものが1つありますが・・・)は大好きな「ホフマン物語」。7月に二期会による公演を同じ劇場で見てますが、今回は如…
世間ではあまり評判が芳しくないようだが、Appleの創業者スティーブ・ジョブズの半生を描いた映画「スティーブ・ジョブズ」を見に行った。私が読んだレビューでは「表面的な事象だけ取り上げており内容が薄い」とか「言い古されたエピソードばかりで新味がな…
≪METライブビューイングのHPより拝借≫ 先々週末になりますが、私としては今シーズンお初のMETライブビューイング。シュスターコビッチの「鼻」を見てきました。2012年にチューリッヒの歌劇場で初めて見たのですが、ゴーゴリによるシニカルな原作とシュスター…
友人に誘われ週末に東京外国語大学の文化祭を訪れました。外語大ならではの、グローバルでユニークな文化祭だったのご紹介します。 まず目立つのは、文化祭恒例の模擬店。どこの大学の文化祭でもサークルやクラブが中心に出店する模擬店ですが、外語大では1…
東京藝術大学大学美術館で開催中の興福寺仏頭展に会期終了日前日に駆け込んだ。開館時刻10:00に到着した際には既に長い列が。それでも20分弱の待ち時間で入館出来た。 息をのんだ、見とれた、そして痺れた。素晴らしい展示品の数々だった。 厚さ3センチの板…
今や知らない人はいないであろうインターネット企業DeNA社の創業者南場智子さんによる自らの起業物語。吸い込まれるように一気に読み切ってしまう。昔、松永真理さんの『iモード事件』を読んだ時と同じようなスピード感を感じ、爽快感が残る。 いろんな…
先週の週末は秋らしい爽やかな天気でした。土曜日の演奏会で出かけたNHKホール界隈が紅葉で綺麗だったので、日曜日に再度、原宿界隈をぶらつきました。その時のスナップです。 ≪代々木公園。実は奥まで行ったのははじめて≫ ≪原宿の歩道橋から表参道を見下ろ…
≪紅葉が盛りのこの日のNHKホール前≫ この秋のN響は素晴らしかった。クラシック界長老派の、それも重鎮の方々の指揮に見事に応え、日本を代表するオーケストラの一つであるN響の力を見せつけてくれました。そして、その秋シーズンのトリを勤めるのは「現在最…
新入社員から中高年社員に至る会社員生活に沿って、個人が組織(会社)との関係性をどう築いていくかについての心得帳。会社人生の入り口から出口までをカバーをしているものの、中心となるターゲットは40代以降の会社員である。 著者のスタンスはプロローグ…
まだ「リア」ショックから立ち直らないうちに、この秋のN響定期の目玉公演の一つでもある(はずの)ネルロ・サンティ指揮の「シモン・ボッカネグラ」(演奏会方式)の日がやってきた。正直、あと1週間後にやってくれたらと思う。3日で2つの大型公演をこなす…
シェイクスピア悲劇の中でも「リア王」は私が最も好きな戯曲。演劇は一度だけロンドンでロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台を見たことがあるのですが、その迫力、緊張感に圧倒されました。今回は、アリベルト・ライマン作曲によるオペラ。オペラ版…
人気企業で、教育制度もしっかりし、社風も良く、社員のモチベーションの高いいわゆる日本の優良企業が、業績の凋落傾向が終わらない「見えない壁」にぶつかっている。本書は、組織・人事面から見たその「壁」を破るためのポイントを指南する。 ポスト工業化…
半年ぶりのフルマラソン。楽天マー君の連勝記録ストップと同時に、私のロードレース5大会連続の雨記録もこの日で終止符。曇り空、気温14度、微風と絶好のマラソン日和。2度目のサブ・フォオー(3時間台)を目指す自分としては、言い訳できないコンディショ…
チェコフィルを生音で聴くのは今回で2回目。2011年にアテネ・クラシックマラソンというマラソン大会参加のためにアテネに行った時、チェコフィルはインバルとツアーに出ていて、マーラーの交響曲1番をやったのを聴きました。ギリシャの経済危機の真っただ中…
台風の影響で2週連続の雨の週末になりそうでしたが、日曜日は秋晴れとなりました。近所をランニングした際のスナップです。 ≪いかにも秋の野草ですね≫ ≪前日までの雨のお陰で小川にも水がいっぱい。カワセミも餌探しで活発に動いてました≫ もう今週後半から…
アマゾンの物流センターに潜入し、そのオペレーションや労務管理の実態を報告するルポ。新書版の本書は、単行本として出版された内容を第一部として、その後の追加取材を第二部として加えた二部構成になっている。 単純に内部暴露本として興味深く読んだ。第…
内輪ネタですが、ロンドン滞在時のクラシック・ブログ仲間の間で、変態指揮者と言えばロリン・マゼール氏と決まっておりました。特に、一昨年のシーズンのマーラー生誕150年にちなんだフィルハーモニア管マーラー・チクルスでは、毎回、マゼールさんがどんな…
この秋は改めてインターネットビジネスについて集中して本を読んでみよう思い、手始めに電子流通の巨人となったアメリカのアマゾン社に関する本を手に取った。著者のリチャード・ブラントはサンフランシスコ在住のテクノロジーについてのライター。翻訳版は2…