かんとくの日記

Gooブログ移民。東京在住会社員の音楽・演劇・本・旅などのゆるゆる備忘録。 Since2008

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

小澤征爾/村上春樹 『小澤征爾さんと、音楽について話をする』 (新潮社)

村上春樹さんが小澤征爾さんを、村上さんのレコードを一緒に聴きながらインタビューした記録。ベートーベンピアノ協奏曲第3番、マーラーの交響曲、バーンスタインとカラヤン、音楽教育などが遡上に上り、世界有数の指揮者と(きっと)世界有数のレコード愛好…

ロンドン・フィルハーモニック/ セガン/ ブルックナー 交響曲第9番ほか

1月半も前の週末に出かけたコンサート。一応、備忘録として。 数か月ぶりのロイヤルフェスティバルホール。ロンドンフィルとも随分、ご無沙汰。この日は、未完のブルックナー9番とその未完の終楽章をテ・デウムで置き換え(生前のブルックナー自身の発言)…

春のサリー州を走る

日曜日に、ロンドンマラソン前の最後の練習として、サリー州Cranleighという所でで行われた20マイルのレースに参加してきました。 前日の土曜日はすっきりしない天気でしたが、この日は朝から快晴。気温こそ10℃前後で、やや肌寒さを感じるものでしたが、風ら…

村上春樹さんが書くロンドン音楽会事情

先週末から、村上春樹さんの『意味がなければスイングはない』というエッセイを読んでいます。感想はまた読み終わったら書きますが、その本の中で、村上さんがロンドンの音楽会事情を書いているところがあって、これがまた印象的でしたので、ちょっとご紹介…

ロイヤルオペラ/ Miss Fortune

ロイヤルオペラの新作ミスフォーチュンMiss Fortune (UK初演) を観に行きました。英国の女性作曲家Judith Weirのオペラです。 私が目にした新聞での批評は、あまり芳しくなかったので、「逆に期待できるのでは?」と期待を持って出かけたのですが、正直、か…

ロンドンの風景 St Patrick's Day

昼時に珍しく町に買物に出ました。やたら緑の衣装を着た人が目立つなあと思ったら、今日3月17日はセントパトリックスデーということに気付きました。アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日です。 日本ではあまりなじみのなかったこの日…

福井 晴敏 『Twelve Y.O.』 (講談社文庫)

ロンドンの古本屋で購入。読みながら、以前に読んだような気もしたが、ストーリーは殆ど忘れていたので、新鮮な気持ちで食い入るように読めた。元自衛隊隊員(Twelve)が米軍相手に戦いを挑むスケールの大きなサスペンスドラマ。 以前、同じ作者の「亡国のイ…

オペラ バスティーユで〈ペレアスとメリザンド〉を観る

今までで一番モダンな劇場。現代的というよりもSF映画にでも出てきそうな未来を予感させる洗練されたデザインと暗い照明は、実世界と離れた雰囲気たっぷり。上にも横にも大きい劇場。音響も素晴らしい。 ホワイエが広々としていて休憩時間もしっかりくつろげ…

内永ゆか子 『日本企業が欲しがる「グロ-バル人材」の必須スキル』

成田空港の本屋で何となくタイトルが気になって買った本。筆者は日本IBM初の女性取締役に就任し、現在は英会話学校で有名なベルリッツのCEOを務めるバリバリのグローバルビジネスウーマン。本書は、筆者の豊富な経験をもとに、グロバール人材に求められるス…

イングリッシュ・ナショナル・オペラ/ ホフマン物語

ホフマン物語は私の好きなオペラのひとつ。美しい音楽と強烈に個性豊かな登場人物が作り出す幻想的なホフマンワールドが何とも魅力的だからだ。実演では2008年11月にロイヤルオペラで見たことがあるだけなので、今回のイングリッシュ・ナショナル・オペラ(E…

ブダペスト祝祭管/ フィッシャー

昨年初めて聴いた時も思ったのですが、フィシャーとブダペスト祝祭管弦楽団のコンビは、世界トップクラスであることは間違いないでしょうね。ロンドンでは、ラトルとベルリンフィル、ヤンソンスとコンセルトヘボウ、マゼールとウーインフィルなどの世界の至…

とあるジョギング風景 春近いロンドン

2日前の土曜日のジョギング模様。最近、あまり走れていないので、ロンドン中心部を1時間半ばかり走りました。冬と言うには暖かく、でもまだ春とは言えない、そんなロンドンです。でも、確実に春の息葺きは感じられるものでした。 まず、ロンドン北西部から…

ロイヤルオペラハウス/ ルサルカ (ドヴォルザーク)

全く初めてみるオペラです。ドヴォルザークのオペラの傑作と言うことですが、今回の私の楽しみは、ロンドン・フィルハーモニックの首席客演指揮者で、マイ・ブーム中であるヤニック・ネゼ=セガン。彼がロイヤルオペラデビューを飾るということで、心待ちに…

佐々木融 『弱い日本の強い円』 日経プレミアシリーズ

本書が言うとおり、為替と言うのは分かっているようで、意外と分かっていないものなのだが、本書はその為替の仕組みについて基礎からしっかり解説し、現在おこっている為替の状況、将来の見通しについてまで解説してくれる、極めて有益な本である。 例えば、…

映画 "The Young Victoria" (ヴィクトリア女王 世紀の愛)

日本からの復路便の機内で見る。 ビクトリア女王の若き日々が、宮廷内主導権争い、アルバート公との愛、国家君主となっての政治的葛藤を通して描かれる。 ビクトリア女王を演じるエミリー・ブラントが美しく好演だが、何故か自分には刺さらない映画だった。…

映画 "One Day"

日本便の機内で見た2本目。一組の男女の友情と愛を描いた映画。大学卒業の時に一夜を過ごして以降、友人でいることを約束した2人が、紆余曲折を経て、結婚。だが、2人には意外な結末が・・・。大学卒業の1987年からラストの2011年までの24年の時々の7月15…