かんとくの日記

Gooブログ移民。東京在住会社員の音楽・演劇・本・旅などのゆるゆる備忘録。 Since2008

3年ぶりのイギリス訪問 (8) 《コッツウォルズ フェアフォード》

 フランプトン・マンセルを出て、ロンドンに戻る道すがら、コッツウォルズ南東部にあるケルムスコット村に立ち寄るつもりでした。ウイリアム・モリスが、ロゼッティと住んでいたケルムスコット・マナーを訪ねてみたかったためです。しかし、その途中にフェアフォード(Fairford)という町を通ったところ、引き寄せられるものを感じ、衝動的に立ち寄りました。
 
 サイレンスターから東に10キロぐらい行ったところで、忽然と現れるフェアフォードは石造りの建物で統一された街並みが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。人口も4000名ほどいるようですし、中心部には小さな銀行もありましたので、小さいながらも立派な町と言えるでしょう。近くには空軍基地があるようで、ググると7月に行われる国際エア・ショウの記事がたくさん出てきます。




《町の中心部のマーケットプレイスの前にあるパブ兼ホテルThe Bull Hotel》

 この町で一番魅かれたのは、中心部にあるセント・メアリー教会です。どうしてこんな小さな町にこれほどの立派な教会があるのかというほどの教会。1497年設立とのこと。



 素晴らしいのは、教会内のステンドグラス。中世後期のガラスのステンドガラスがそのまま残っているのは、イギリスの中でもこの教会だけだとか。ガラスは1500年~1507年に作られたものだそうです。聖書の物語を表すステンドグラスの見学には、入口でおばあさんが音声ガイドを貸してくれます。一枚一枚をゆっくり鑑賞していると、あっという間に1時間近くが過ぎてしまいます。


《旧約聖書より》


《キリストの復活の朝》


《甦ったキリスト》


《キリストの昇天と聖霊降臨祭》

 教会の近くには公園があり、長閑な雰囲気です。周辺には川が流れ、池もあり、ウォ―キングのコースもいくつかある様子。ただ、この日はあいにく、雨が降り始めていたので、ウォ―キングは断念。



 二時間程度の滞在でしたが、フェアフォードも個性的で魅力的な町でした。予想外の滞在にケルムスコット・マナー訪問は断念。フェアフォードもガイドブックではあまり見た覚えがないのですが、コッツウォルズにはそれぞれの個性を持った村や町がいろいろありますね。ここも泊まってゆっくりしたい町した。
 
(つづく)